であいもん
ミュージシャンを目指して上京した主人公、和。
父が入院したと聞き、10年ぶりに実家である京都の和菓子屋に戻ってみるとそこには跡継ぎと呼ばれる少女、一果が。テンポがとてもよく、感動ありギャグありで読んでいてほっこりできる作品です。和菓子愛が伝わってきて、読み終わった後には和菓子が食べたくなる事間違いなし。
和と一果の少しずつ親子のように近づいていく関係から目が離せません。
【作者】浅野りん
【出版社】角川コミックス
インド夫婦茶碗
漫画家流水りんこさんの自分の生活を題材にしたエッセイ漫画です。
インド人の夫サッシーと、アシタ君アルナちゃんという2人の子ども、実の母親、そして流水さんの東京の生活の中で起こる日々の出来事をコミカルに描いています。
特に子供にまつわるところは子育て世代なら共感するところが多いです。
日本の社会の中で国際結婚での生活がどのようなものか想像しやすくなります。
【作者】流水りんこ
【出版社】ぶんか社
昨日何食べた?
弁護士の筧史朗・美容師の矢吹賢二のゲイカップルの、ほのぼのとした料理漫画。史朗による美味しそうな料理の数々に毎度よだれが止まりません!
2人の優しい関係性も心和みます。
また、ゲイカップルが抱える問題も描かれ、性的マイノリティについて考えたい人にもおすすめの漫画です。2019年には西島秀俊と内野聖陽をW主演に迎えてドラマ化され、話題になりました。
【作者】よしながふみ
【出版社】講談社
【巻数】既刊17巻(2020年8月現在)
よつばと
見たもの感じたものをストレートに話す脳髄直結型の元気な5歳の女の子。
日常の何気ない風景に驚いたり泣いたり笑ったりと、好奇心旺盛で真っすぐなよつばを見るたび、大人の立場としては羨ましく思うばかりです。
雨が降っただけでも何でも楽しめる無敵のよつば。
とーちゃんこと小岩井が海外で拾ったと回想するよつばとの出会いなど未だ不明な点も残りますが、シンプルな作風が内容とマッチした本作は、シニカルなギャグもあり基本的に1話完結なので息抜きに読むにはピッタリです。
【作者】あずまきよひこ
【出版社】KADOKAWA
犬と猫どっちも飼ってると毎日楽しい
著者の松本ひで吉先生が飼っている、犬・猫・(ときどき)トカゲとのエピソードがつづられています。
とっても明るい「犬くん」、顔は怖いが愛嬌のある「猫」のしぐさやリアクションは、犬や猫を飼っている人・いない人どちらにとっても愛おしくクスッと笑えるマンガだと思います。
ちなみに著者の松本先生、本編では線の少ない顔ですが、ご本人はかなりお美しいです。
【作者】松本ひで吉
【出版社】講談社
深夜食堂
深夜食堂は、飲み屋街でひっそりと佇む食堂で夜中あら朝の7時までやっていて、マスターは物静かで少し怖そうに見えますが、心優しくてお客さんの心に寄り添うような美味しいご飯を作ってくれるところが魅力です。
深夜食堂に来るお客さんは少し変わった方が多く、いろんな悩みや人生を抱えていてお客さん通しで交流していくうちに解決していくというあったかい物語が観ていてほっこりします。
【作者】安倍夜郎
【出版社】小学館
【巻数】既刊22巻(2019年9月30日現在)
学園ベビーシッターズ
飛行機事故で両親を失った高校生の竜一。
引き取られた学園の理事長から、弟の虎太郎と一緒にいたいのなら学園のベビーシッターをするよう条件を出され…という波乱万丈な始まり方。
しかし、てんやわんやしつつ奮闘する竜一と、優しい仲間たちの心温まる展開にほっこりします。何か事件が!といった大きな展開はないものの、疲れた心を癒してくれるハートフルな物語です。
時々ホロっとする事もあり、子育てって大変だけどこんなに幸せになれるんだ。と感じさせてくれます。とにかく赤ちゃん達が可愛い!!癒されたい方におすすめの漫画です。
【作者】時計野はり
【出版社】白泉社
【巻数】既刊21巻(2020年12月現在)
クレヨンしんちゃん
野原家の日常が描かれていて、しんのすけの明るいキャラクターにフッと笑える漫画です。
いたずら好きで、わが子がしんちゃんみたいだったら大変だなぁと思いながら読んでいます。
おバカな5歳児だけど、友達や家族思いで優しく、みんなに愛される憎めないしんのすけの成長を見届けたくなり、母目線でも楽しめる漫画だと思います。
【作者】臼井儀人
【出版社】双葉社
【巻数】全50巻